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それは「株をやらないこと」だ。 約三年に渡る株式投資で1000万以上の損失を出した私、九電男が綴る株に関するブログです
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日足 11月25日 11月24日 11月22日 11月21日  
資産推移 1350882 1347236 1360991 1390159  
前日比 3646 -13755 -29168 7623  
           
週足 11月25日 11月18日 11月11日 11月4日 10月28日
資産推移 1350882 1382536 1384214 1374474 2393407
前週比 -31654 -1678 9740 -1018933 -852387



週足死んでるな、ははっ……
11月は「もしかしたらプラスで終われるの!?」と甘い夢を見ていたが、軽く粉砕されたようだ
オレはマイナスの男、それは今週も変わらない事実……

でもまぁ、先月以前のように無謀な手出しをして爆死したという取引はなかった
DENAや東海旅客鉄道の売りは失敗してれば結構な打撃を受けそうなものだったが、下落相場に加えて悪材料ということもあり、そこそこ取れた

「これで自信をつけた!」「売りなら勝てる!」とおめでたく考えているわけではないが、相場の流れがはっきりしているときは順張りのほうが無難かもしれないと思い始めている

オレが始めた8月から10月はダウ日経ともにボックストレンドだった
下落の中のボックストレンドだったが、反転の日は三日から一週間程度で出現していた

ところが今月はどうだ
3週、4週ともに連日の下げが続いている
マイナスの程度は日により様々だろうが「持っててよかった」と思える日が一日たりともない

ほぼ買い越ししかしてない立場のオレにとって、この地合いは厳しすぎる
というか、材料株を買っていないカイトンは全滅なんじゃなかろうか、この地合い

昨日書いたことと重なるが、オレは下落相場に変化していることに気づくのが遅すぎた
トレンドラインなんかまやかしですよ、と思っていた節があるのかもしれない

上昇下落ボックスなどと言っておいて、節目を割ったことを軽く考えすぎた
個別のニュースは様々にあるだろうが、世界的に見て、今の日本は売られている
オレは日本株だけで投資しているから、この流れはヤバイ、買い持ちはヤバイ

日経はいつか反発するんだろう
月曜は下がりそうだが、反発は火曜かもしれないし水曜かもしれないし、来月以降かもしれない
そのタイミングがわからない上に、今はどうしようもない含み損を抱えているから、反発を信じて耐えるのが一番無難に思えるが、楽観視しすぎか……?

オレはとにかく「底で投げた」という事実を受け止めたくなくて泣き寝入りしている
損した金額がいくらとかよりも「また底で投げてしまった!」という絶望を味わいたくなくて、耐え続けている

愚かに見えるだろう
確かにそうだ
そんなことをしているうちは勝てるようになるわけがない
ダメと思ったら損失がいくらであろうと逃げ
逃げの一手しかないときだって当然ある

投資はもっとシビアになるべき
決済した後の株価がどうなろうと気にするだけ無駄
失敗を反省して次のチャンスを探すべきなんだ

わかってるよ、わかってる
そんなこと100も承知なんだよ、わかってる

だけど……
それはどうしても悔しい……
「底で投げた!」という黒歴史を刻みたくない……
黒歴史の上塗りだけは嫌なんだ、オレは……

もはやオレは「儲けよう」と思う気持ち以上に「負けたくない」と思っている気がする
総合でプラスやマイナスになることよりも「オレの判断は正しかった!」と思いたいがために新規建てをしている気がする

感情に左右されすぎている悪い傾向だとは思う
しかしある意味ではいい傾向かもしれないと思う

だって金額にしか目がいっていない状態は狼狽しやすい
実際に今までのオレがそうだった
「いくら得した」「いくら損した」を繰り返しているうちは、値動きに縛られた農奴に過ぎない

「勝った」「負けた」を意識している今もそう変わらない気がするが、値動き以上にそのトレードがどうなったのかを考えているため、含み損が増えたという理由だけで決済しようと思わないのが今の状態だ
そりゃまぁ日経が上げているのにオレの銘柄は死んでいる、というなら、これはもう投げるしかないが、今はまだ「下がって当たり前の地合いだから下げているんだ」と思える
金額の話なら-10万近い含み損を見て、即座にぶん投げている頃合だが、今のオレは「日経が上げる日が来たら、プラテンはしないまでも含み損が減るぐらいはあるはずなんだ」と思っていられる

「負けた、悔しい!」と思う気持ちがプラスに働くかどうかは人次第だと思うが、悔しいから次負けないために頑張ろう、と思えるなら、まだ精神的には良好か……
オレの場合、自分自身を振り返るなら「他の勝っている人と比較して」というより「今までのオレと比較してどうか」というのが重要だから「前よりマシになってきている状態」というのは、たとえ第三者から見て最悪の状態でも、オレにとっては成長そのものなんだからいい傾向だと考えたい

まぁ減資した上に、以前ほどの無茶はやっていないから、値動きの小ささに狼狽しにくくなったというのはあると思う
今は手持ち全快の全力買い持ちだから、全部下がった日は結構なマイナスを刻んでいるように見えるが、9月や10月の記録を見ると、そのマイナスでさえ比較的マシな状態だといえよう

たとえば11月、来週も毎日下げて、1万×5日ぐらいのやられ方をしたとしても、11月の損失は10万以内に収まる
情けない話ではあるが、これはオレにとっての新記録なんだ
8月は-50万、9月は-20万、10月は-10万(+七男ショックの-80万)と来て、今月のこの状態だからな

減資によって負けを抑えることができている
11月の初頭に定期預金を買ったのは正解のようだ

今は信用余力を活用して売り建てしている状態だから、下手を打つと来週は大ダメージを受けるかもしれないが、とりあえず今週の時点ではまぁよし

来週は引き続き日経とオレの銘柄郡の様子を見ながら、売りのチャンスを探すことに徹しようと思う
買いを控えることについては、買い付け余力が数万しかない状態だから「信用使ってまで買うのか?」という心理的抵抗があるというのも理由の一つ
空売りは同じく信用だが「売り建ては信用を使わないとできない」というルールがあるから、これはまだ平常心で行える
信用を使うことについての心理的抵抗は空売りのほうが少ない

七男に担がれたことは、建て枚数の問題だとオレの中で結論が出た
信用は手持ち×3を建てることができるため、全力の全力、二階建てという話になると、原資の4倍を建てることができるわけだ
あのときはほぼ全力に近い金額、約500万に相当する玉を寄り付き付近で売り建てた

前日に700枚建てていて「いける!」と思ったオレは、前場が始まるなり追加の3300枚を一度に乗せたわけだ
これが大失敗だった

持っていれば、というのは結果論
たらればを語りだしたら、相場の世界ではキリがない

しかし含み損に狼狽したことは事実
この狼狽がなかったら、売る理由を持っているオレは担がれている最中に決済したりなどしない
まぁその売りの根拠が全くの的外れというなら損失も仕方ないが、あの件はそうではなかった
つまり「内部事情の不祥事は、更なる悪材料を引っ張るだろう」というのがオレの読みだった

10/27以降、ヤツに関連するニュースはほとんど見ていない
今日はストップ高、今日はストップ安、というランキングに乗り続けるヤツをぼんやり見ているだけだ
だから何ゆえ今はオレの売りポイント付近まで戻しているのか知らないが、投資家たちのマネーゲームの対象にされていることは間違いないと見ていいだろう
実際、日経の下げの割りにオレ銘柄の下げがキツイのは、七男とそれに関する銘柄郡が日経を押し上げているからだと思っている

空売り自体は失敗ではなかった
信用口座を開いたことも、売りでエントリーしたことも失敗ではなかった
仮にこれが損失に終わっていたとしても、ストップ高直前まで担がれた後の損失が-2万か-4万ほどだったら、事件と呼ぶほどの悲劇ではなかった
オレの度重なる損失の一つに加えられていただけのことだ

でも-80万だったから
4000枚の担ぎ上げだったから
オレは、オレは……



やめよう、泥沼になる
反省はいいが、後悔はやめよう
平常心、平常心
次が大切だ、次が



来週は下落相場だと思って相場に臨む
売りが担がれることもあるだろうが、寄付きがマイナスで始まった日経がプラテンしていく流れが来たら買い持ちが上がる
そうなれば、売りがマイナスに終わったとしても総合ではプラスになる

値動きと金額からいってコナミとシーラボがどう動くかだろうな
底で久々に小陽線をつけたコナミ、テクニカル的には反転の兆し
暴騰に次ぐ三連小陰線で陽線の始値を割らなかったシーラボ、テクニカル的には反転の兆し

別に都合よく考えてはいないよな……?
オレが読んできた株攻略本では、そういうことになっているんだから

頼むぞ……
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無題
>オレの場合、自分自身を振り返るなら「他の勝っている人と比較して」というより「今までのオレと比較してどうか」というのが重要だから「前よりマシになってきている状態」というのは、たとえ第三者から見て最悪の状態でも、オレにとっては成長そのものなんだからいい傾向だと考えたい


そうなんだよ、まさにそのとおり。
比較するのなら、他人とではなく過去の自分と比較するのがいいんだよ。俺もそのようにしている。

あと、誰かのコメントの返信に書いてあったことだが、君のルールのひとつ「トレードの記録は毎日ブログに残す」ことをちゃんと実行しているのはすごいと思う。

本業の仕事から帰ってきた後、疲れているのに毎日
続けているもんな。それはすごいことだと思うぜ。

俺はブログではないが売買日記つけてるけど、
やる気がないときは書けずに、何日分もためてしまう。しかも俺は専業だぜ?
トレードを仕事としている俺がこんな状況なんて、
本当に情けないよな。

それに比べて君は立派だ。
専業と兼業の違いはあるけど、これからもお互い
頑張ろうぜ!
NONAME 2011/11/27(Sun)09:20:35 編集
なぜ「買ったら下がり、売ったら上がる」のか
なぜだと思いますか?
一文で答えてみて下さい。

(1)一文で答えられて、理由を知り
(2)その対策ができるなら
タイトルのようなことはなくなるでしょうね。

まず(1)から考えて、一文で答えて下さい。
向日 2011/11/27(Sun)10:59:50 編集
無題
底で投げてもいいんだよ・・
底かどうかは何ヶ月も後になってからわかるんであって、その時はわからない。
根拠があり握るならともかく感情で握ってたら、そのまま逝っちまうぜ?
ちなみに俺の損切りラインは3-5%
無駄に切らされることも多いが、生き残ってこられたのはこのルールのおかげ
NONAME 2011/11/27(Sun)16:22:25 編集
売玉仕舞いました
上がりそうだったので、寄りで全部仕舞いました。
小ロットだったのが不幸中の幸いでした。

代わって現物を少し買いました。
今は、難しいですね。小さなホジしか取れません。

オプションは、フリートードにしてあるので、現状維持です。
向日 2011/11/28(Mon)21:56:40 編集
無題
>>1
ですよね(・ω・)
とりあえずオレとしては11月がプラスで終わったら生まれて初めての月足プラスなので、お祝いしようと思います

文章書くのは好きなので、ブログの更新は半ば趣味みたいなもんですね
株が毎日動くので、ネタには困らないという……

あんまりクソな内容を書いてると、週末に読み返すときに苦痛なんですがね(・ω・)

>>向日さん
過去にブログでその考察をやって、オレなりの結論は出ています

なぜ「買ったら下がり、売ったら上がる」のか

それは「オレが上がったところで買って、下がったところで売っているから」です

株は手仕舞いで全てが決まります
買い持ちが下がってきて「うわっ! 下がってきた! ヤバイ! まだ○○円の損で済んでいるうちに、大急ぎで損切りだ!」ということをオレはやってきました

上がっているところを売れば含み益が手に入ったのに、下がってきたところを売ったから含み損が確定したのです

これにより得たオレの結論が「握力」です
握ってさえいれば、助けてもらえる場面がある
一直線に下げた部分だけを持って、反転を見ないのはバカらしい

――と、今は考えてやっています

>>3
まぁ底で投げたくないというのは、半分意地みたいなところはありますね

ブログで書きましたが、オレは底で投げてしまったという事実が今後に影響することを恐れているのです

「損したけど、まだマシなところで切れた!」と思うのと「損した上に、最悪の場面で切ってしまった!」と思うのとで精神的にだいぶ違うと思うのです

オレはメンタルが弱いので、人一倍心を壊さない努力をしなければならないのですよ( ・д⊂ヽ

>>向日さん
お疲れ様です……

売り持ちで全面高はキッツイですよね
オレも今日日本製紙を手仕舞いしとけばよかったと軽く後悔しています

まぁ明日次第なんですが……
九電男 2011/11/28(Mon)23:21:14 編集
なぜ「買ったら下がり、売ったら上がる」のか
>なぜ「買ったら下がり、売ったら上がる」のか
>それは「オレが上がったところで買って、下がったところで売っているから」です

短期的な時間軸、デイトレの場合はそうかもしれません。

1.理由
一般的には、下記のいずれかまたは両方が原因であると思います。
(1)下がる銘柄を買い、上がる銘柄を売っている
(2)下がる時に買い、上がる時に売っている
 (1)は、銘柄、(2)は、時期に着目したものです。

2.対策
「買ったら下がり、売ったら上がる」の対策は、(1)と(2)を避ければよい、となります。

3.対策の具体化 
以下のようになります。
(1)新規買建なら、上がる銘柄を上がる時期に買う。
(2)新規売建なら、その逆。
(3)その買建を手仕舞うには、下がる時に売る。
(4)その売立を手仕舞うには、上がる時に買戻す。

結局のところ、「あたりまえ」の事です。
「あたりまえやん。だいだい判ってるし」と言うかもしれません。
しかし、あたりまえの事を明確に把握し、意識しながらブレることなく実行するのは大変なことです。
意識が薄れてくると、下落した下がる銘柄を「安いやん」と買いで入り、上昇した上がる銘柄に「もう下げるやろ」と売りで挑んだりします。

4.最後に
では、「上がる銘柄」「上がる時期」とは何か。
その判断は、人によって違うでしょう。
「上がる銘柄」は、業績を重視する人なら上方修正した銘柄でしょうし、テーマ性を重視するならそのときのテーマに合致するか、チャート足型重視なら上昇パターンに合致、等々人それぞれでしょう。
また、「上がる時期」も同様でしょうね。
自分なりのやり方で、「上がる銘柄」「上がる時期」を見極めて下さい。

ところで、別のコメントで、売立を買戻した事を書きました。
上記3.の(4)が発生したので、私は、なすべきことをなした、ということです。

さて、長々書きました。
説明するというのは、なかなか難しいものだなと思いました。
私自身には、ビタ1文の得にもならないのにねww
私自身は、退場せずに長生きするつもりであり、そのように努めています。
あなたも長生きし、努めて下さい。

ご武運をお祈りします。さようなら。
向日 2011/11/29(Tue)02:27:41 編集
無題
>>向日さん

当たり前のことですね
そんなことわかっていますよ

とはとても言えません……
オレはその「分かっている当たり前の失敗」を何度も繰り返して泥沼にはまってきたんですから……

株の勝ち方についてレクチャーしているものは、サイトや本、セミナーなど多様にあると思います

そしてそのどれもが「これはやってはいけない」「こういうことをすれば勝てる」と同じような物事を勧めています

塩漬けがダメだとか損切りは早くだとかもその典型ですね

しかし……
こういったことは、体感して見ないことにはピンとこないものだったりするのです

そんな当たり前のことわかっていますよ

と言うのは簡単ですが、実績して、体得できるようになるまでは時間がかかるものと思います

オレの場合は10/27の事件が起きるまで「信用全力はヤバイ」ということがわかっていませんでした
今も本当にわかったのかわかりませんが……

>では、「上がる銘柄」「上がる時期」とは何か。

これですよね、問題は

手法がどうとか指標がどうとか難しいことを考えてみたところで、結局上がる銘柄やタイミングなんてものはほとんどわかりません

「上がりそうだと思う」ぐらいがせいぜいだと思います

オレは、いかに自分が様々に研究し、色々考えたところで上がる銘柄はわからないし、タイミングを読むこともできないと思っています

しかし株の性質上「反転するとき」というのは必ず来るものだと考えています

もちろん強烈な悪材料が出た結果、乱高下を繰り返し、最終的には監視ポスト、上場廃止へ、などと追い込まれる場合もあるかと思いますが、大した理由なく下げている銘柄は「いつか反発が来るものだ」と思っています

なので「買ったら下がり、売ったら上がる」を対策するために、オレは「せめて反転を見極めてから決済する」という試みをやっているのです

結果的に利確になったのか損切りになったのかは重要ではなく「底で投げないために」オレは耐えるのです

いずれ大火傷するかもしれませんが、11月はとりあえずこれで乗り切れそうな感じです(・ω・)

長いコメントをつけてくださりありがとうございます
今は「オレにはオレの考えがある」という面が少なからずあると思うので、頂いたコメントは全て将来読み返すつもりでいます

そのときはまた違う思考でコメントを読めるのかな、と期待しています
九電男 2011/11/30(Wed)01:15:58 編集
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