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株で絶対に負けない方法は「株をやらないこと」です。
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今日の建玉 枚数 約定単価 約定日時  
新日本理化 100 684 前中  
         
今日の決済 枚数 約定単価 約定日時 損益
なし        
         
現在のポジション 枚数 含み損益    
ドワンゴ 2 -25890    
住友ベークライト 1000 -1000    
新日本理化 100 -800    
ダイキン工業 100 6800    
カルビー(売) 100 -17303    
Dena(売) 100 42927    
ラウンドワン(売) 200 107    
ソフトバンク(売) 300 -9670    
合計   -4829    
         
現在資産 1619265      
前日資産 1601269      
前日比 17996      



……ん? ああ
利益になってんのか
先週のマイナス分が18000戻ってきたのか

そりゃよかったな
わーい、わーい……

喜んでるよ?
住友ベークと新日本理化買ってなかったら、半値戻しだったんだろ?
いいじゃん、3月の利益が上乗せできて
このまま死亡じゃなくてよかったじゃん
うん、よかった



ははっ……



株についての勉強って何をやったらいいんだろうな
最近わけわかんなさ過ぎて、意欲がなくなってきている

こんなことを書くと反感を買うかもしれないが、株の勉強なんてやっても意味ないんじゃないの? と思い始めている
努力が結果に結びつかないことを嘆いているというより、無意味なことをやっている気がするんだよな

たとえばスポーツなら、身体鍛えたり練習を繰り返したりすることによって、確実にレベルアップしていく
「試合に勝つために!」とか「レギュラー取るために!」とか、まぁ目的は色々あるだろう
そのために様々な努力をすると思うが、努力をしたところで目的が達成できるとは限らない
しかし努力をしたことによって、努力をする前の自分よりは目的に近づけていると思うんだ
今回がダメでも次がある、次がダメでもその次がある、その次がダメでも……
とまぁ自身がレベルアップすることによって、いつかは目的にたどり着くことができる
それがスポーツなどの分野だとオレは思う

でも株は、なんか違う気がするんだよな……
何をやっても考えても、手ごたえをまるで感じない

まずファンダに関してだが……
今日のデナは「アイテム課金にギャンブル性があってヤバイ」という悪材料で売られたらしい
まぁ材料自体は何でもいいんだが「悪材料が出たら株は下がる」というのは一つの法則だろう
様々なニュースを見て、どれが売られやすい悪材料なのか、どれが買われやすい好材料なのかを勉強すれば、おおよその流れはつかめるだろう

しかし材料を元に株をやる場合、事前にネタを知る方法がなければ、売買には活かせない
オレはデナをたまたま売りで持ってるから今日のネタは追い風になったが、別に悪材料が出ることを知っていたわけじゃない
悪材料が出そうだな、と考えるに値する情報を持っていたわけでもない
たまたま売りで持っていて、そこに悪材料が出て、首尾よく儲かっただけの話だ

で、多方面から情報を集める努力をすれば、この悪材料を事前に知ることができたのだろうかと考えると、それはおそらく無理だろうという結論に達する
理由は簡単、株価の上下にインパクトを与えるであろう材料を事前に知ってしまうこと=インサイダーだからだ

インサイダー取引で利益を上げ続けている人がいるかもしれないことは不思議に思わない
何せ株は世界を支配する金に直結する分野なんだから、悪い人たちは黒い活動によって情報を集め「必然の勝利」を繰り返すだろう
手に入る金額も数千、数万なんてものじゃなく、億は軽くいく世界なんだから、捕まる覚悟でインチキする人たちがいたとしても、何らおかしくはない

でも当然バレたら金は没収、逮捕、退場、追放だ
最近では数百万程度の利益を得ただけでインサイダーがどうのと言われて、個人が逮捕されたケースもあると聞く
やろうと思えば、誰でもできることなのかもしれない

ガチな情報を事前に入手できることは、必然の勝利に結びつく
しかしこれを狙ってやるのは現実的ではないだろう
よって「情報を集める努力をして、株で勝つ」というのは、無理だと思う



次にテクニカルだが……
後から見れば確かに「中期線で反落、典型的な下落トレンド」などのように説明ができる
実際にチャートを見ても、その説明は納得がいくし、そういった例が他にも散見されることを考えると「中期線で反落」というのは、割とよくある現象のように思う

しかし当然のことながら、そうならないケースも同じくらいにある
「中期線で反落するらしい」と聞いたから、中期線で反落している場面を探して「本当だ!」と喜んでいるだけ
たまたま典型的なケースに当てはまったものだから、一つの黄金の道を見つけた気になるものの、同じケースを探して仕掛けてみたら裏切られること多数だったりする

たとえばソフトバンク
オレは最初の一つを2/17に売り建てている
週足のチャートで見たら、この2/17というのはちょうど中期線に当たるぐらいの位置だ
ソフトバンクは7月下旬と11月中旬にも中期線にタッチして、そこから綺麗に反落
典型的な下落トレンドとなっている

この流れを継ぐというのなら、ソフトバンクはそろそろ下がっていってもおかしくない
だというのにオレが売り建ててからというもの、過去に二回あった典型は訪れず、微妙なヨコヨコとなっている
今の時点では完全に裏切られてしまっているわけだ

まぁいくら下落トレンドといっても、株価が無限に下がるわけじゃない
ひとたび下落トレンドになったら、安値を割って安値を割って、最終的には1円へ、なんて極端な話はまずない
だからどこかしらで反発するだろう
下落トレンドが上昇トレンドに変わる、ということも十分ありえる

でも何もたまたまオレの目に付いたソフトバンクで、たまたまオレの売り建てたタイミングでそんな転換が起きなくても……、とは思ってしまう
100のケースのうち10のケースは逆をいかれた、というのならまだわかるが、オレの売買を振り返ってみれば10程度のケースのうち半数近くは裏切られているということになる
半数も裏切られるなら、何も見ずに適当に売買しているのと同じこと
テクニカルは全く無意味だと言わざるを得ない

確かにソフトバンクの例が全てではない
オレが実弾を投入したケースでやられているから過剰に感じてしまっているだけかもしれない

しかし仮にテクニカルでの分析が50/50以上の勝率を叩き出せるというのなら、世の中のテクニカル使いは全員儲かっていることになる
「ファンダを分析するのは無意味」「テクニカルこそ嗜好」「株で儲けたければニュースなんか見ずにテクニカルを勉強しなさい」という定説がもっと蔓延っていてもいいはずだ

しかし現実ではそこまでいっていない
「テクニカル分析、という見方もある」ぐらいの認識が一般的

この認識の状態を考えると、テクニカル≠黄金の道、ということになる
数学的証明の逆といったところか
「~となっていないから、~が正しい、というのは間違い」みたいな感じ

所詮テクニカルから見る株の動きもファンダと同じで、株価の動きを見てもっともらしい説明をつけるだけのような気がする
特に株攻略本で取り上げられているチャートのパターンなんて、もろに「解説のしやすいチャートを選んできました」みたいな例ばっかりが紹介されている
実際にSBIでチャートを見て「これ! ゼミで見た問題だ!」と首尾よく正解をもらえることなんて滅多にない



長くなったが、最近は以上のように感じてしまい、株に対する意欲がなくなってきている
アレがダメならコレでどうだ? コレがダメならアレで! という気持ちにならない

どーせ詰まるところはコインゲームなんだろ?
そうとしか思えない……
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