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それは「株をやらないこと」だ。 約三年に渡る株式投資で1000万以上の損失を出した私、九電男が綴る株に関するブログです
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今日の建玉 枚数 約定単価 約定日時  
SBIハイブリッド預金 1000000 1 後中  
九州電力 100 1041 前中  
         
今日の決済 枚数 約定単価 約定日時 損益
ケーヒン 100 1264 前中 -6400
ブリヂストン(売) 100 1876 前中 -1800
TDK(売) 100 3290 前中 500
         
現在のポジション 枚数 含み損益    
DCM 100 6600    
キッセイ薬品 100 500    
DRシーラボ 1 -4768    
九州電力 100 100    
合計   2432    
         
現在資産 1383437      
前日資産 2392582      
前日比 -1009145      



減資(・ω・)
先週決めていたうちの一つは減資
定期預金という金融商品を買った

これにより、目標金額は-100万の300万とする
退場ラインは資産が100万を割ったとき

今まで株価がいくらとか気にしたことがなかった
いくらであろうと構わない
要は上がるのか、下がるのか
要は買えるのか、買えないのか
それだけで判断していた

なので上がると思ったら、買えてしまうわけだから次々に買ってしまう
上がる銘柄ならいくらでも資金限界まで欲しいからな
チャート的にこうだから、今上昇中だから、出来高が増加してきたから、良いニュースが出たから
理由はいっぱいあるが、ザラバを見ているときのオレにとって、上がると思う銘柄というのは、尋常じゃないほどに多い
だって元々上がるか下がるかしかないわけだからな
わからない、という判断を滅多にしないオレからすれば、実に半分近くの銘柄が買い候補となるわけだ
そのせいで今までは株を買い捲っていたのだろう
1個しか買わなければ1敗終了となるが、10個買えばそのうち3個ぐらいは上がってくれるんじゃないか、と
その3個が他をペイして利益を上げてくれればいいんじゃないかと

まぁこの繰り返しで資産を減らしてきたわけだから、多く買えばいいってもんじゃないんだろう
一つの銘柄と長く付き合い、衝動的に買ったり売ったりしないこと
少なくともこれだけで手数料は抑えられるし、狼狽によって後に後悔となる判断を下さずに済む

減資の理由はもう一つある

オレは27日の事件以降、無茶なトレードはしないと決めたが、こんなものいつ破られるかわからない紙のような制約だ
オレの金をオレがどう使おうと勝手じゃねぇか! と大声で言えば、誰もオレの強攻を止められない
そして、現実に戻ってきてみれば後の祭り
壮大な大損だけが残る、こういうシナリオだ

これは非常にまずい

オレは今後無茶なことはしない、と今は固く決心しているものの、人間喉元過ぎれば熱さを忘れるという
事実、オレは8月の無茶トレードで資産を50万近く減らしたにも関わらず、10月はそれ以上の無茶をやってしまっているわけだ
ああ、次もやるだろうな、というのは、第三者以上に俺自身がそう予感している
大火傷をした直後に再び強攻へ、とそこまでバカではないが、心に決めた決心なんてものは簡単に打ち砕かれてしまうものだとオレは理解している

だから減資!
なければ使えない!
「全力だ!」ともし仮にほざいたとしても、全力がオレの総資産の一部なら、そこまで被害は受けない

それに退場ラインの-40万
これも240万からの40万なら16%のマイナスで終了だが、140万からの40万なら28%までは耐えられる
オレにとってはどちらも同じ40万だが、運用においてのパーセンテージは大きく異なる

つまりこれからは細く長くやるということだ
事実100万程度の資金で、毎月プラスの収支を得ている人はいくらでもいる
オレに大金は早すぎた
子供は子供らしく、両親からもらった少ない小遣いでお祭りのくじ引きをときどき覗くぐらいがちょうどいい
1000円2000円の使い方がわからないお子様が数百万の資産の運用などできるわけがないのだ

定期預金を買った100万は1年後の今日戻ってくる
そのときオレが相場の世界で生きていれば、追加資金として運用することができる
一年間生き残ったお前になら、追加の100万を託せる
でも今はダメだ
勉強して、まずは生き残れ
資産運用をして増やすのはそれからだ




もう一つ買った九州電力
ネタと思われているだろうが、一応理由を書く

1、値動きに慣れるため

オレは今まで毎日のように職場でスマフォをチラチラ見てはオレの銘柄たちがどうなっているのか気になって仕方がなかった
まぁ誰しも自分の投資した銘柄の値動きは気になるんだろうが、オレの場合はとにかく異常すぎた
仕事中なのに5分経ったらスマフォを見ていた、そんな日もあった

オレは自分の資産が知らないうちに上下していく、という現状に慣れていない
何せ今までは余ったお金は貯金しかしてこず、ろくにギャンブルすらやらなかった人間だ
お金というのは少しずつながらも日々増えていくのが当然であり、減るのは何か物を買ったときのみ
そういう認識だった

株をやるようになって、オレの価値観は大きく崩れた
日給換算したら今日は8000円稼げたね! と皮算用しているオレが、相場の世界では1万2万の含み損を増やし続けているわけだ
日給が飛ぶどころの話じゃない
気がつけば月給、今日に至るまでには実に年収の半分以上を溶かしているという恐ろしい毎日だ

この状態で、今も値下がりしていく銘柄を保有し続けろなんて無理に決まっている
今ならこの金額で済む! 今ならまだ泣いて済むレベルの損失で済むんだ!
何度そう思って損切りをしてきたことか

冷静な判断を欠いている
オレはまず「日々資産が上下する毎日」に慣れなければならない
オレの日常は2011年の8月から変わったんだと認識しなければならない

だからオレは常に何らかのポジションを取る
しかしあまりに大きく値下がりしたら、たとえ最小単元の買いであろうと冷静ではいられないだろう
従って、値動きの小さい銘柄を一単元
まぁあまりに動かない銘柄だったら意味がないから、大きく上下しない無難な銘柄というのが妥当なところか

そこでディフェンシブと言われている電力株を買うことにしたわけだ

2、九州電力にしたのは配当があるから

今まで気にしたことなかったが、株には配当というものがある
存在は知っていたが、一日で10万も20万も資産が動く株の世界で、1年に一回だけある小さな配当など何の価値があるのか、と決め付けてろくに調べもしなかった
しかし最小単元で細く長くやる、と決めたからには、スイングトレードという趣旨自体は崩さないものの、ある程度の長期保有を視野に入れていくということになる
特に電力株だと大きく下がる日でもせいぜい2~30円だから、利益の中で配当の占める割合はそれなりに大きい

九州電力の場合、11月末に権利が発生して1株当たり30円もらえるらしい
100株だと3000円だ、これは株価でいうなら30円の値上がりに相当する
なかなか良い

理由1の値動きに慣れる、というのも含めて、これはそこそこ長く握る
11月の末、一ヶ月、せめてそれくらいは握っていたい

3、損切り貧乏を克服するため

オレは値動きの狼狽よって、高値買い底値売りを実現している
我ながら天才的な確率でだ

オレが買うと決めたとき、すんなり売り指示を出せれば大儲けなんじゃないか?
と本気で思ったことがあるが、それは無理だと結論を出した
なぜなら「儲かっているときは狼狽しないから」だ
結局オレは手仕舞いに大きな問題があったのだ

買った株が上がる
「おおっ! いい感じじゃねぇか! これは大儲けの予感だね? 保有保有、保有に決まってるじゃんか! 上がれ上がれ、もっともーっと上がれ!」
そして下がってくる
「ん? 上がる勢いが途絶えたぞ? でもまぁ、一直線に上がる銘柄なんかないし、単なる調整だろ。利確売りってヤツだ。もう少し待ってればまた上がり始めるよ。全くこの程度の利益で満足するなんてバカなヤツらだ」
さらに下がってくる
「……あれ? 買値付近まで戻ってきたぞ。どういうことだ。さっきまでいい感じだったのに。あ、オレの買値を割った……。さっきまでの利益が消えて、含み損に。待ってくれ。オレが悪かった。それ以上はやめてくれ。損切り、損切りだ損切り!」

最初から下がってくるときは、最後の一行がいきなり来るわけだ
で、結局は下がってきたところで売る、そしてそれが底値付近という結末

オレはチャートを見ている
日足でこうだから移動平均線がこうで……、と延々考えている
しかし買いや売りのボタンを押すとき、一番意識しているのは値動きだった、というわけだ

上がりもすれば下がりもする
一直線に上がることがない代わりに、一直線に下がることもない

チャートを見て、テクニカルで判断する、というなら買いシグナルが出たところで買い、その後はどんな値動きをしようとも、売りシグナルが出るまで手仕舞いしてはいけなかったのだ
狼狽によって判断を下してしまうのは何より最悪、ろくな結果を招かない
もはやこれだけで「株式市場は9割以上の人たちが負ける」という現実を説明できるといってもいい

日夜額に汗して働いて、必死で貯めた自分のお金が、あれよあれよという間に消えていく
これを一切狼狽せずに、冷静に、本当に冷静になって見続けることができる一般人なんかほとんどいないだろう
勝つ人間は、これを克服できた人間だ
それはすでに一般人の域を超えている
立派な投資家だ

根拠のある理由で買うのはそう難しいことじゃない
しかし根拠のある理由で手仕舞いするのは本当に難しい
根拠があろうとなかろうと、現に自分のお金が消えていっているのがまさに現実、目の前の現実
大体、その根拠が本当に正しいのかどうかすら疑わしい
なぜなら、その根拠によって資産が増えたという経験をする前に、資産を失い退場するのが普通だからだ

オレは自分の全ての売買がある一定の根拠に基づいていたとはどうしても思えない
特に大きな枚数を張っている銘柄は狼狽によって判断を変えていたような気がする
あとから思えば「あんなところで損切りしなくてよかった」と思うことのほうが多い

早すぎる損切りがオレを貧乏にしている
無闇に保有すればいいというものではないが、損切りすればいいというものでもない
オレは今こうしてひたすら積み重ねている理屈や思考よりも、ザラバ中に壊されていくオレの精神のほうが大きな決定権を持っていると感じた

心を鍛えなければならない
同じ負けるにしても「理論が間違っていたのだ!」という理由で負けたい
これだけでオレは一つ成長できる気がする
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