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それは「株をやらないこと」だ。 約三年に渡る株式投資で1000万以上の損失を出した私、九電男が綴る株に関するブログです
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昔、2011年
株を始めたばかりの頃は、どうやったら勝てるのかを常に考えていた
まぁ今も考えているけども

本も読んだし、動画も見た
でも一番参考にしたのは、個人がやっているブログだった
たとえば、オレのブログのようなね

収支を公開している人はたいてい勝っていた
トータルで勝っているだけならまだしも、月単位でもほぼプラス収支になっていた
どんな手法を使っているのか、明日は何を狙っているのか
この辺に関するヒントが何か転がってやしないかと、昔はそういったブログを読み漁っていた

しかし今ふと「昔よく読んだブログはどうなっているのかな?」といくつか見回ってみれば、もうすでに更新がなされておらず、作者失踪状態になっているものが多くある
というか、オレが見てたブログは大体もうすでに終了していた

大損していたブログだったのなら、わかる
誰しも損ばかりの収支を記録し続けるのは気が滅入るものだし、損をし続けたらいずれは種銭がなくなって退場
つまりブログだけならず、株自体から手を引かざるを得ないという事態にもなりえるだろう

しかし、勝っていたブログですら、更新を停止してしまっているのはどういうことなのだろうか
今日はこれを考えてみたい



一つは、そのときは勝っていたが今はもう勝てなくなって株をやめたパターン

オレのスロットがそれだな
まぁ完全にやめたわけではないけども、今は前ほど勝てなくなったと思っている
時給2000円もらえるならやってもいいが、時給300ならもうやめる、みたいな状況であると

株式市場は日々変化するし、昔通用した戦略が今は通用しないなんてことも、まぁあるんだろう
毎月勝っていた、とはいえ、数ヶ月連続で負け越したりすると「もう十分勝ったし、ここが潮時か」となってもおかしくはない・・・のかな?
勝ったままでやめてしまえば、生涯勝ち組を誇れるわけだし

もう一つは、他に良い投資先を見つけたパターン

あくまで株を売買するブログだったわけだから、たとえば「仮想通貨のほうが儲かるな!」となれば、株はやめて仮想通貨へ、ということもあり得るかな
でもそれなら「新しいブログを始めました!」とリンクを張るはずで、突然何の前触れもなく失踪するなんてことは考えづらい

最後に、ブログに飽きたパターン

株の売買自体は続けているし、今もなお勝っているが、わざわざそれを更新する気がなくなったと
これが一番ありえそうか?

オレのブログの左端にはアクセスカウンターがついているが、まぁ回ってないこと
己のアクセスとロボのアクセスが全てなんだろう
コメントも来ないし、おそらく今日の記事を読む人間は、今日と未来のオレだけなんだろう
ほとんどチラシの裏になってるからな
かつてはチョイチョイ人も来てたのに

とまぁオレのブログはそういう状態だが、他のブログも似たような状態になっている
更新がなくなったから人が来なくなったのかもしれないけども、そもそも株のブログというジャンル自体、ブログ全体で見れば人気のコンテンツとはとても言えない

しかも多くの人たちが読みたいのは、そいつの書く駄文の山でも、そいつの記す収支でもなくて、「明日ゴォーーーーンと上がる銘柄」についての情報だろう
マメに毎日記事を書いたところで喜ぶ人なんてほとんどいない



で、とりあえず三つ、更新がなくなった理由を考えてみたが、最後の理由が主だとするなら「株の勝ち方」はあるのかもしれんね

勝ち続けていた人は今もなお人知れず勝ち続けているってわけだ
しかしそうなると、なぜそういうブログに人が集まってこなかったのだろうか
やっぱりみんな「勝ち方」より「明日ゴォーーーンと上がる銘柄」のほうが知りたいのかな

オレは「勝ち方」が知りたいわ
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