タイトルつけたからか閲覧数が上がっております
これに気をよくして、今日も記事を更新しましょう
ありがたいだろう？オレのブログの大ファンの蛆虫様ども

本日のテーマは、あ、タイトルつけてたわ



皆さんの初期資産はいくらですか？

サラリーマンの預貯金の１００万円か？
ボーナスを積み立てて、満を持して相場に挑む３００万円か？
長年会社に勤め上げて、ようやっと得た退職金の１０００万円か？

何かで読んだが、投資を始めようとする個人の初期資産の平均は３００万円程度らしい
これが自分自身と比べて多いか少ないかは別として、今度は逆にゴールを聞いてみたい
つまり、持ち金がいくらになったら株を、投資を、辞めるつもりですか？と

一生辞めるつもりはないと断言できるヤツは少数派だろうと思う
今はまだ市場で生き残ることができていたとしても、スタートから現在に至るまで様々な紆余曲折があっただろうからな

大儲けした日、大損した日
買って後悔したこと
売って後悔したこと

どの銘柄を、いつ、どれくらいの期間、どれくらいの株数で、なんてものは本当に千差万別、個人個人そりゃあもうたくさんのエピソードがあるだろう
オレ自身で言えば、一時退場のきっかけになったソフトバンクだ
コイツで大いに食らった



市場に参加し続けている限り、手持ちの金を失うリスクは常にある

初期資金が１００万円なら損失もたかが知れているが、これが１０００万円ならどうだろう
１００万円なら半分になったところで５０万円だが、１０００万円なら５００万円だ
５０万くらいなら、ちょいと働けば資金を元に戻せるだろうが、５００万となると人生レベルでの大損害
失敗しちゃったｗｗで済む話じゃなくなってしまう

長く市場にいればいるほど、市場の怖さを知っていくものだと思う
安全な投資などなく、常にリスクを負うことも理解しているものだと思う
そして、投資金額が増えれば増えるだけ、ハイリスクハイリターンになっていくことも承知しているだろうと思う

だからきっと誰もがこう考える
○○円になったら、相場を引退しよう、と



この○○に入る金額は、まぁこれも人それぞれだと思う
しかし、投資でリスクを負ってまで金を増やしたいと考える根源の多くは、第一に生活のためであるとオレは考える

データが古いが、サラリーマンの生涯年収は３億円らしい
となると、多くのサラリーマンが家族を養い、自分の生涯を閉じるまでに使った金額は、３億円以下だった、ということになる

しかしながら昨今の労働事情を考えるに、生涯で３億円稼ぐことができる人間が、いったいどれほどいるのだろうか
昔のような終身雇用はなくなり、消費税は上がり、年金がもらえる年齢も引き上げられていく始末
平均寿命は昔よりずっと上がり、晩年は医療費が嵩むだろうことだって容易に想像できる

こういった将来の不安を払拭するために、オレたちは投資を始めたのではないだろうか
大金持ちになること以上に、金で困らない生活を手に入れるため、オレたちは命と同じくらい大切な金を、市場というリスクを背負おうと考えたのではないだろうか

だからとりあえず最低でも３億円は欲しい
投資を引退するなら、最低でも３億円を預貯金できる用意が出来てからだ

とまぁ、○○に入る金額を３億円、この辺りを最低ラインとしておこう
昔の状況であれば３億円というのは、仕事を辞めても、これ以上にリスクを背負わなくても、生涯困らないだけの金、となる
千差万別だから一概に言えないが、ひとまず投資のゴール、つまり投資卒業のラインを３億円、と定めてみるとしようか



ここで話は最初に戻るが、蛆虫どもの投資資金はいくらだろう？

１００万か、３００万か、１０００万か
それとも、初期よりだいぶ増えて、もっと使える状況にあるんだろうか

いずれにせよ、それはきっと何千万までの資金だろう
目標の３億円は遥かに遠い金額であると思う

投資資金がゼロ以下になれば、言うまでもなくお前らの敗北
借金を背負うことにならなかったとしても、資金ゼロでは次のチャンスに向かえない
買いたい株があっても、買えないわけだ

仮に１０００万円持っているとして、ゴールの３億円までは２億９０００万円もある
つまり２億９０００万円を市場から稼ぎ出す前に、虎の子の１０００万円が溶けてなくなれば、途中経過がどうであれ、お前は敗北
待っているのは惨たらしい死、となるわけだ
よろしいかな？

資金を何十倍、あるいは何百倍にしなければ、投資の世界からは足を洗えない
しかし死ぬのは簡単、ちょいと地雷を踏めば、お前の持つ小さい小さい金なんて、簡単に奪うことができるんだ

蛆虫どもはこの辺をよく考えて、投資するべきだ



たとえばもの凄く上がりそうな銘柄を見つけたとしよう
明日はきっとストップ高だ！と思えるぐらい大チャンスな銘柄が、まだまだ安値圏だったとしよう

お前は全力で虎の子の１０００万円をぶち込むだろう
そして首尾よくストップ高！お前の狙いに間違いはなかった！
株価は前日比、なんと+25％だ！やったな蛆虫！お前の持ち金は１２５０万円に増えた！おめでとう！

・・・という展開になったところで、今回の利益はたったの２５０万円
目標の３億円は、いまだ遥か彼方の雲の上
足の爪一枚見えてこない天空の彼方にある

しかしながら、お前の読みがちょっとだけ外れて、万に一つしかないような不運が訪れたとしよう
持ち株はストップ安で-25％・・・お前の資金は少し減って７５０万円になってしまった・・・

目標の３億円まではあと２億９２５０万円、まぁ勝負の前と後であんまり変わらない
しかし？死亡ラインであるゼロ円には大きく近づいたってわけだ

同じようなケースがあと３回も重なれば、お前は死ぬ
次にどれだけチャンスだと思う場面が来ても、お前は参加できないってわけだ



市場は、大きい
オレが死ぬ気で貯めた金を、簡単に消すだけの力を持っている

言うなれば、オレは何も持たない紀元前の原始人だ
ティラノサウルスが支配している大地から、僅かな草や木の実を取って、何とか生き延びていかなければならない
一歩、間違えて洞窟から出れば、恐竜たちがオレを目掛けてやってくる
そんな世界なんだ

うまくやろうとはしないことだ
死なないことが、何よりの攻略となるだろう