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株で絶対に負けない方法は「株をやらないこと」です。
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ま、お小遣いすわ
買いの含み損は蓋をしたくなる状態ではあるものの、売りの利益がちょい上回ったというか
今日はそんな一日ですわ
とりあえずよかった

買いはかなり前に買ったヤツで、決済する機会を完全に逃してしまった連中
言ってみれば塩漬けと呼ばれる者たちで、もはやちょっとやそっとじゃ元の株価に戻りそうもない感じ
たとえば一日バチンと来ても、大損が大損になるだけで、何の変化もないと
毎日壮絶なマイナスを新値に更新するだけの作業すわ
未だに最安価を追いかけている勇者とかいてはりますしね

とはいえ、売りで持ってる銘柄もほぼ同じ状況
最安価を目指し続けているヤツもあるので、ここはそこそこ利益が出ている
今の地合い、というか今日なんて、大なり小なりオレの持つ銘柄軍は全てマイナスになっており、パーセンテージの差で利益が損が決まるようなもの
ここまでいったら決済しよう、なんて気がまるで起きない感じになっちゃってる

もはや放置ですな、買いも売りもどっちも



こうなると、たとえば売り持ちしている銘柄の中に死亡確定しているパナなんかがあったら、メチャメチャ利益になるんじゃないの? と思いたいところだが、実はそうでもないことに気がつく
そりゃあストップ安前日にうまいこと空売りが始まっていれば、少なからずその分は利益になっているわけだが、参入したのがその後となれば、もう一段下がってくれないとてんで利益にならないという状況だ

ファンダを優先的に取り入れているギャンブラーがオレのポジを見れば、これは正解、これは失敗と言うんだろうが、問題はもはやそんなことではなくなっている
上で挙げたパナをオレが売り持ちしていたとするなら、まぁ正解と呼べそうなものだが、パナだって毎日下がるわけじゃない
ストップ安を過ぎて、ちょっとした弾みでゴツンと上昇する日が一日二日、あるかもしれない

で、ストップ安後に空売りしたオレは大損を抱えることになって、さすがにこれは諦めよう、と適当なところで切れば、ファンダで正解しているパナを空売りしているというのに、損切りで終わってしまうという展開が起きてしまう

もうね、どれがどれとかないんですよ
銘柄とか地合いとかあんまり関係ない
たまたまオレが入ったタイミングで、たまたまいいように動いてくれさえすればそれでいい
たとえばパナを買っていたとしても、ここ数日は下がっているとはいえ、他の銘柄に比べれば小さな下げだし、ひょっとしたら明日ゴツンと上昇して、そこで決済、大幅な利益、ということがあるかもしれない

全てはタイミングですな
ファンダで見て「こんな財務状況の会社が買われるかよ」という意見もあるし、テクニカルで見て「こんな乖離率の高い銘柄が更に売られるかよ」という意見もある
その「どちらもある意味正しいな」といえるのが今のパナの状況だと思う

ここで近いうちにどちらに風が吹くのか、これを知っているのはもう本当、神様だけだと思う
更に下がればファンダ屋が「そら見たことか!」と言うだろうし、ここから上がっていけばテクニカル屋が「そうだろうな、その可能性が高かったもの」と言うだろう

結果が出たとき誰もが「自分が正しかったのだ」と言うわけだ
そして得た利益を獲得するわけだ

本当は違うのに
ギャンブラーの思惑が的中したからじゃないのに
神様がほんの気まぐれで風を吹かせただけなのに

愚鈍な人間どもは、その理由を理屈で考えようとする
何か理由があってそうなるものだと固く信じている



はは、バカどもめ
古今東西、この世の万物における事象は、全て神の手によるものとまるで理解していないバカどもめ

オレは違う
違う故に磨くのだ
株神様を
彼女のご神体を

明日も頼みます……
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