なんか、今のオレがやっている売買って、2011年頃から2014年頃にかけての売買のやり方によく似ているところがある

たとえば今日なんか、ニッサキは上、マザーズも上、ということだから、オレ的目線では「売り場」となるので、手持ちの買い銘柄のいくつかを、含み損益に関わらず、明日以降食らわされそうなヤツを決済しといた

5月は、下がる日が多かったよな
だから下がれば下がるほど「買い場」がやってきて、現金、信用枠ともども使い切って、株が上がらない限り余力が戻らん、といった状態になっていた



逆張りのほうが、いい気がするんだよな

上がった銘柄を新規で買うなんて、ようやらんわけ
上がった日に新しく買い建てるなんて、ようやらんわけ

下がった日に買い、上がった日に売る

こうしておけば、無限に下がるなんてことはないんだから、損切りになるにしても比較的マシなところで逃げれるとでもいうかね
「今日これだけ上がったのにまだ含み損か。でも昨日損切るよりかははるかにマシ」とまぁ納得の元損切りが行えると、こういう按配だ

事実、システムトレードの分野で戦略を開発すると、順張りよりも逆張りのほうが、勝率がよいことに気がつく
簡単に言えば、損をしても株価が戻るまで延々ナンピンをやっていくみたいなもんだ
戻らないこともたまにはあるが、大抵戻すので、勝率自体は高くなるといった結果が得られる

勝率って、大事だよな
一番大事なのは、トータルでお金が増えているかどうかであって、勝率自体は関係ない
関係ないけど、損切りするときの気持ちと、同値まで戻ってきて助けてもらえたときの気持ちは同じではない

+10000円が9回続いて、-80000円を食らって+10000円なのと
-10000円が9回続いて、+100000円を得て+10000円なのと

以上の結果はどちらも同じ+10000円だが、気分的には前者の勝率90％がいいなぁと感じる

小さい損切りを繰り返してでもホームラン+10万円をやりたい人は、順張りすればいいと思う
オレはたとえ小さくても、勝率を積み重ねているという実感が欲しいので、-80000円を食らう結果になったとしても、逆張りのほうが性にあっている

今は己で考えた「道」が本当に正しいものなのかどうか、を立ち返って考えふける日々だが、思えば2011年頃から、オレは同じようなことをやっていて、その内容を全てブログに書いていた

あのときと今のオレとの最大の違いは「値動きに慣れたこと」が挙げられる
毎日のようにスロットに通っていて、何も買わずとも金はなくなるし、遊んだだけで金は増えるし、といった日常を経験し、今や相場如何で資産が上下することは普通だと感じられるようになってきている

そりゃあ大損したら凹むし、大儲けしたら嬉しい
だけども、過去のブログに書かれているような一喜一憂は感じなくなった

これはもう慣れた、と言う他ない
今のオレなら、過去の損失の全てを、取り返すことができるかもしれない